PROFILE
Kvi Baba(クヴィババ)
生年月日 | 1999年(現在22歳) |
出身地 | 大阪府茨木市 |
レーベル | Fortune Farm |
Kvi Babaの「Kvi」は本名である「KAI」を逆さにし、「Baba」はトランプのジョーカー(ババ)である。『唯一無二の存在でありたい』という願いが込められている。
2017年よりSoundCloud上で立て続けに楽曲を発表し音楽活動をスタート 。トラップ 、オルタナティブロックを飲み込んだ音楽性を持つ。
わずか19歳にしてDJ TATSUKIが手掛けた『Invisible Linghts』でHIPHOP界のレジェンド的存在、ZORNと共演している。
2019年2月にはトラックメイクをKMが担当した1st EP『Natural Born Pain』を、同年3月にはSALU,Minchanbaby,KLOOZ,BACHLOGICなどを客演に迎えた2nd EP『19』を立て続けにリリース。そして2019年9月25日に1stアルバム『KVI BABA』を発表した。
おすすめの曲紹介
Feel the Moon
ラッパーSALUも認めさせた曲。
SALUはインタビューで次のように語っている。
僕は感情がちゃんと入ってる音楽でないと心に響かないんですけど、Kvi Babaくんは心がめちゃくちゃ通ってる声だった。聴いた瞬間に心臓まで届いて、自分の中のなにかと共鳴したんですね。
ラップでも弾き語りでも声を音楽として聞かせる上で一番大事なのは「感情を声に乗せる」ってことだと思ってるんですけど、Kvi Babaくんを聴いたときはその点がすごかったです。それは本当にリリックに書いていることを思ってないとできないし、なかなかできることじゃないので、天才だなと思ったんですよね。
Kvi Baba自身の人生や考え方を曲に乗せるセンスに衝撃を受けたようだ。SALUとはこの曲を発表後関係を持ち「A Bright feat.SALU」で共演した。
Invisible Linghts
ZORNとの共演した曲。ZORN目当てで聴いた人もKvi Babaの魅力に引き込まれることになった。
人が生まれ育ち何をこの世に残したいか、何を目的に生きるのか。様々な悩みを抱えながら自分にとって光る道を探して歩く。そんなメッセージ性を感じる。
Fight Song
kvi Baba自身が人と揉めたり、人に裏切られたりが増え、以前所属していたレーベル(マネジメント)を抜け、体調も壊し、本当に死ぬかもしれない状況に陥った時に自分に向けて書いた曲。
自分の今いる環境や過去の傷なども背負いつつ『もしも生まれ変わることがあったとしても 自分をアンコール』のライン。過去の経験を自分の内側に残しながらも、”前向きに生きていく決意”を曲に乗せている。
彼は自分に向けての書いたと言ったが、間違いなく人を救うことができる曲である。
Fight Song(Remix)
Fight Songリミックスバージョンで、BACHLOGICプロデュースのトラックはそのままに、Kvi Babaの敬愛する2人が客演で参加。
自分に書くレターというテーマをもとに両者がそれぞれの等身大の思いを綴り歌っている。
注目動画
RASEN
まとめ
若手ではあるがネガティブな感情や痛みをを言葉にのせることに長け、多くの人から高い評価を得ている。今後もHIPHOP界のレジェンド的存在と関わりを持ち刺激を受け続けている彼に注目していきたい。
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