サルクンです。
ついに大阪・関西万博開幕まで3年を切りました。
大阪・関西万博開幕2025年4月13日予定。
万博コンセプトは「未来社会の実験場」となっています。
AI(人工知能)・健康・医療分野のほか注目されるのが
「脱炭素」の流れを受けた再生可能エネルギーや水素・電動化などの最新技術を活用する最新モビリティー(移動手段)です。
会場周辺では空飛ぶ車・水素燃料船などが登場する予定です!!
今回は万博で見れる最新モビリティーについて紹介していきます。
最新モビリティー(移送手段)一覧
燃料電池バス【TOYOTA SORA】
トヨタ自動車製で、水素を満タンにした場合300キロまで走行できます。
屋根に高圧水素タンク、後部に電池やモーターを配置。
走行時に二酸化炭素を排出しないため、年間約30トンのCO2削減につながります。
すでに関西空港で旅客の移動用に導入されており、第1ターミナルビルと関空展望ホール間などを走行しています。
水素燃料電池船
![海上のゼロカーボン化——水素燃料電池船が大阪湾を走る|広報誌「YOU'S[ユーズ]」|発行冊子・動画|企業情報|関西電力](https://www.kepco.co.jp/corporate/report/yous/active-kansai/images/img_20210517_01.png)
2025年大阪・関西万博に向け、水素燃料電池船を走らせるプロジェクトが動き始めています。
水素燃料電池を使うため、走行時に二酸化炭素を排出せず、臭いや騒音、振動が少ないことも期待されます。
定員は100人程度で万博会場と大阪市内の観光地を結びます。
水素燃料電池船ってどんなもの?
現在の水素燃料電池船は水素燃料電池を搭載し水素を燃料にして動く船。水素と空気中の酸素を反応させて電気をつくり走らせる。電気を動力源とするので、重油などを燃料とする船と違い、航行時にCO2を排出しないのが最大の特徴だ。また、エンジンの代わりにモーターを使うので、騒音や振動が少なく、保守・メンテナンスが簡単になる。
関西電力HP引用
非接触充電システム(船舶)

ダイヘンと関西電力などは、電気で動く船舶にワイヤレスで充電するシステムを開発しています。
プラグによる通常の充電では海水による塩害や、波による揺れで作業が困難な場合もあり、それらの解決につながることが期待されます。
関西電力は2022年1月27日の実証実験の結果を踏まえ、2025年大阪・関西万博に向けた実用化を目指しています。
非接触充電システム(バス)

ダイヘンや関西電力などは、プラグに接続せずに走行中の電気自動車(EV)に給電するシステムの開発を進めています。
信号や停留所などで停止している際に、道路に埋め込んだコイルと、EVに設置したコイルの間で送電。
太陽光発電の電力を有効活用します。
空飛ぶ車

トヨタ自動車出身の技術者らが設立したベンチャー企業、スカイドライブが電動2人乗りの「空飛ぶ車」を開発し、万博会場での輸送を検討中。
全長、全幅いずれも約4メートル、最高速度時速40〜50kmの機体で1人乗りの有人飛行試験に成功しています。
空からの眺望を楽しみながら、渋滞や満員電車のストレスから開放される。
三次元の自由な移動がそれを可能にします。
2020夏 デモフライト映像
世界最大級のソーラー船「ポリマー号」

NPO法人ゼリ・ジャパンは、化石燃料を使わず太陽光や風力、水素エネルギーだけで動かす船舶「ポリマー号」を運航。
モロッコに2022年8月に到着する。太陽光パネルを改修した上で2023年8月ごろにモロッコを出港し、ブラジルや米国など各地に寄港しながら万博をPR。
開催期間中に大阪港に入ります。

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